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こころの相談室 酒井先生からのアドバイス

どうしても自信を持てない人の解決法



どうしても自信を持てない人の解決法

自分に自信があると明確に言える人はなかなかいません。「ありのままの自分に自信を持てなくて…」私も相談を受けるたびにそのような言葉を耳にします。

自信という言葉には二つの意味があります。一つは体力に自信がある、記憶力に自信があるなど、個人の領域に関する自信。もう一つは「自分がこの世に存在していいのか」という、自らの人間性に対する自信です。このことは人間関係に大きく影響し、この部分の自信が持てないと、多くの人が職場の中で力が発揮できず、夫婦関係、家族関係もうまくいきません。

今、日本の社会は、この部分に自信の持てない人で構成されているといってもいいでしょう。「もっと自分に自信が持てたら…」と思われる人は、ぜひこの方法で解決してみてください。自分のやりたいことを思い切ってできるようになるかもしれません。

今日この瞬間に、私に会えるなんて、幸せな人たちだ!と心の中で強く思う。

私たちは毎日毎日、家族の中、会社の中など様々な場面で多くの人に出会います。出会う人の中には、好きな人だけでなく、自分を叱る上司など嫌いな人もいるでしょう。すれ違う通行人でさえ“出会う人”なのです。その“出会い”の一瞬一瞬にこう考えてみてください。「今、私に会う人、会っている人はなんて幸せなのだろう」と。

ここで皆さんは疑問に思うかもしれません。「自分に会うことが幸せだなんて、むしろ尊大になるのではないか?自己中心的な考えになるのではないか?」と。

しかし実は「自分に自信がない」というのは、「自信がある」と全く同じで究極の自己中心的発想なのです。「自分に会う人は幸せだ」と思うことは一見自己中心的に感じますが、何度もそう思うことで、不思議と自らの心の中にポジティブな意識が芽生えてくるでしょう。

そして次第に自分が生活している環境、人間関係、周りの世界全てを好きになっていることに気付くはずです。その結果、自分がこの世界の一部であることを自然に感じられるようになり、自分の存在を自己中心的な発想とは違う、ポジティブな意味で「このままでいい!」と思えてくるのです。

こんな言葉があります。「野に咲く花があって、それはとても美しい。誰にも知られてはいないけれど、その存在は一国の富より大きい」・・・人間一人一人、どんな人でもその存在には大きな価値があります。自己中心的発想を脱却してありのままの自分を受け入れることができたら、自分の中に人間としての存在価値を見出すことができるのです。

不思議な方法ですが、ぜひ一週間くらいは人に会うたびに試してみてください。そうすると“自分に自信が持てる”ということの意味がわかってくると思います。

掲載内容を寄稿していただいた酒井先生が、精神科医として長年の臨床経験から"心がより元気になる"アドバイス「Dr.酒井の冗談じゃない!」をYouTubeで配信中です。

あなたの目標を達成させる驚きの方法

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酒井 和夫氏

酒井 和夫氏Kazuo Sakai

1951年東京都生まれ。東京大学文学部卒業、筑波大学 医学研究科博士過程修了。現在「ストレスケア日比谷クリニック」院長。オリコン・エンタテイメントより発売の書籍「患者が決めた!いい病院 2007年度版」内にてストレスケア日比谷クリニックが第3位に選出。

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