ヌースコーポレーション|NOOS CORPORATION

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設立30周年メッセージ

30TH ANNIVERSARY

半田広宣

魂の健康観を立ち上げる

今の時代は健康について悩んでいるという人が実にたくさんいらっしゃいます。でもそれは、自分の中で健康とは何かが分からなくなっているせいでもあります。
新しい薬や健康食品などが毎年のように出てきて、「これはいい、あれはダメ」というように、外の情報に振り回されて、逆に健康を見失ってしまっているのではないでしょうか。そして、自分がいいと思うものを人に無理に薦めたり、逆に他人が薦めてくれるものを否定して、逆にそれで気まずくなり、心身に不調をきたす人もいるくらいです。

現代医学は目覚しい進歩を遂げていると言われるものの、毎年のように新しい病が増えています。それは、診断技術が進んで細かく検査を行なっていることもあるでしょう。病院には今や頭痛外来、認知症外来など、細かい症例別の科目ができて、知らない病名が次から次へと増えていくばかりです。そのような中で、私たちは自分の身体を単なる物質としか見なくなり、医者はしっかりと患者の顔も見ずにカルテだけを見て診断を下す。心の病を診る精神科でさえ患者の精神状態を、薬物でコントロールすることを主としてしまっています。まさに医学はデータや物質一辺倒の世界になってしまいました。

現代医学の最大の欠陥は、この心と身体を互いに分離して考えることにあります。今や医学は病気を物質的な原因でしか見なくなりました。患者の方も自分がなぜ病気になったのかその理由を考えようともせず、ただ病気から逃げたい、痛みは排除したい、治るなら治療法はなんでもいい、そのような意識を強くし外的治療に頼って、結果的に自分の体に本来備わっている自然治癒力を低減させてしまっています。

ヌースコーポレーションの設立から30年というもの、弊社は一貫してこの「自然治癒力」を高めるための製品を提供し続けてきました。それと並行して、企業のモットーとしてきたのが「新しい健康観」の創造というものです。これは、心と身体を別物として見ない健康観のことで、「魂の健康観」と言い換えることができます。

身体の活動は、皆さんもご存知の通り、交感神経と副交感神経や動脈と静脈、呼気と吸気や電気的なプラスとマイナスなど、中国でいう「陰陽」のエネルギーの流動性で成り立っています。私たちの魂は、これら身体の活動を支えている陰陽のエネルギー交換にダイレクトに繋がっていて、無意識の中でバランス調整を行なっているのです。
つまり、「魂の健康観」とは、この無意識としての「魂」のあり方を重視する、ということです。

この「魂の健康」というコンセプトについては、20年以上前から常に発信してきました。当時は「魂」などと口にするとオカルトだと批判されることもありました。ですが、最近では多くの人たちから共感をいただけるようになりました。
これは、薬や巷のいろいろな健康法に頼ってもなかなか病気が治らず、原因はもっと深いところにある、と考える人たちが増えてきたこともあるでしょう。魂の健康をどう考えるか?これは私たちが「どう生きるか」という問題にも直結する、これからの人間が第一に考えるべきテーマだと思います。

資本主義によって「魂」の健康は大きくバランスを崩している

私が提唱する「ヌーソロジー」の身体観では、身体は物質世界に属する肉体と、心の世界に属する精神の両極で活動しています。そして、この肉体と精神は、言葉の世界と知覚の世界を通じてエネルギーを絶えず循環させ合っています。そして、この両者の循環を取り仕切っている原動力こそが「魂」と呼ばれているものなのです。

今、私たちの魂は、長く続いた資本主義システムの影響で、物質→心→物質→心・・・と常に物質先手の循環の中で動いています。実は、ここに健康が乱れる原因があります。
何をするにも情報や知識をまずは優先させ、すべての価値を貨幣で計算しようとする。そのような物質中心の意識が、心と身体の間のエネルギー循環を大きく乱す原因となっているのです。

魂は人間の歴史の中で過去四度にわたってカタチを変えてきました。
最初は自然を神と見るようなアニミズム(自然物や天体などに魂が宿るという考え方)的な魂の在り方、次に王を社会システムのトップに置くような王礼賛型の魂の在り方、その次が近代的な自我の芽生えによる物質的価値をベースとした資本主義前期の魂の在り方。そして最後が個人の欲望を重視する現在の資本主義後期の魂の在り方です。

現在の第四段階目では、個人の「死にたくない」という欲望が全面に出てきます。それによって、逆に病気に対する不安や恐怖感が肥大化し、それから逃れようとして薬を飲んだり、保険に入ったりして、結局のところ全てをお金の力に委ねます。
その結果として、今度はお金がなければ生きていけないという錯覚に陥る。そして、今度はお金を稼ぐために余計ストレスを強いられ、逆に病気になるという顛末。笑えない喜劇です。

変わろうとする未来がすぐそこにきています

私たちがこれから進むべき次なる「魂」の在り方とは、死を超えて全てのものが繋がっているということを、一つの知識として明確に理解することです。それによって自分という存在が孤独な存在ではなく、より大きな存在の一部のように感じられてきます。
別の言い方をするなら、死の意味合いが変わってくるということです。

すでにスピリチュアル系の思想ではこうしたことが漠然と語られてはいますが、魂の目覚めの時代がやってくれば、様々な事物の中に生命の繋がりをはっきりと自覚できるようになってくると思います。

私たちは誰でも社会的個として生きる部分と精神的個として生きる部分を持っています。今の私たちは社会的個としての自分に振り回されすぎています。
社会的に不幸だと、精神的にも不幸なんだと思い込む。これは資本主義が生み出した錯覚で、この錯覚から抜け出す必要があります。
社会的個というのは名前、性別、肩書き、年齢、国籍、人種のようなものが常につきまといますが、一方の精神的個はそうしたものとは一切関係を持ちません。両者のバランスを取るためには、まずはこの精神的個として生きている生命感覚を目覚めさせ、社会によって作り出された自我意識の肥大化を鎮めていくことが必要です。

特に今は、コロナ禍やロシア・ウクライナ戦争の影響で、今までの政治の在り方や行政の在り方ではダメだと感じている人や今までのライフスタイルを見直す人たちもたくさん出てきています。物質中心、自我中心の世界を解体し、皆が地球中心の価値観を持つべき時代がやってきています。
私はこれを「ワールドビュー・トランスフォーメーション(world view transformation)」と名付けました。世界観の変換です。その兆しは今、明らかに見えてきているように思います。

もちろん、今後10年、20年の中で感じられる変化はごく僅かかもしれません。しかしそれによって学問が変わり、宇宙観や人間観が全く違ったものへと変容し、そこで生み出されてくる新しい世界認識の在り方が現在の社会や政治のシステムにも大きな影響を与えていくことになるでしょう。

ヌースコーポレーションがそのような新しい未来のビジョン作りの一端を担うことができれば幸いです。これからも「魂の健康」をモットーに、皆様に喜ばれる様々な製品づくりを心がけて行きたいと思います。

株式会社ヌースコーポレーション 代表取締役

半田広宣