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こころの問題特集

お母さんの産後うつについて



お母さんの産後うつ

現在、子育て世代の女性が増えつつあります。ただ、子育て・家庭・仕事と男性とは違った責任を負う女性は、環境的にもうつになりやすい多くの要因に囲まれていると言えます。そのような環境で出産をすることによって、出産後にうつ的な症状に陥りやすい人が増えています。
今回は、そのような女性をサポートするための、産後うつの種類や対応を学んでみましょう。

出産後にうつ状態になったら?

出産後のお母さんにかかる身体的、心理的な負担はかなりのもの。誕生後しばらくは、赤ちゃんに昼夜の区別はなく、24時間気の休まる間もなく、授乳、おむつの取替え。泣いたら抱っこ、あやす、の繰り返しです。
さらに初産ともなれば、毎日が未経験のことばかり。身近に聞く人がいるといいですが、核家族化がすすむ現代において、子どもと二人だけの場合、「何で泣くのかわからない」「こんなとき、どうすればいいかわからない」などと、不安と緊張の中で押し潰されそうになります。 負担に疲れきって、うつ状態になってしまうお母さんも少なくありません。

そうなってしまうと、症状によっては子供をかかえたままのお母さんではどうしようもできない場合が多くあります。正しい知識を身につけ、早い段階で対応するように心掛けましょう。

マタニティーブルーと産後うつは違う

出産後のうつ状態には、大きく分けて、マタニティブルーと産後うつがあります。
以下を参考に症状を見定めて対応しましょう。

マタニティーブルー
マタニティブルーとは、出産直後から主に出産後3~5日から現れるもので、約半分の母親が経験します。 ささいなことでも泣いてしまう、気分が落ち込む、不安、集中できない、不眠、食欲不振、頭痛などの症状が1週間から10日続きますが、自然によくなることがほとんどで、医学的な治療は必要ありません。
原因は定かではありませんが、出産によるホルモンバランスの急激な変化と、出産という大仕事を終えて疲れがどっと出ること、今後の育児の不安などが関係していると言われています。
産後うつ
産後うつとは、出産後数週から数ヶ月以内に発症するうつ病で、10人に1人は、一度はこういう状態に陥ると言われています。
気分が落ち込み、悲観的になる、やる気が出ない、不眠、食欲不振など、普通のうつの症状以外に訴えとして「赤ちゃんの具合が悪い」「母乳の飲みが悪い」「発達が遅れている」などの、子どもについてのマイナスな捉え方をしたり、「赤ちゃんに愛情がわかない」「母親としての資格がない」「赤ちゃんの世話ができない」など母親として過度に自分を責めたり、自信のなさを訴えることもあります。
これは普通の育児疲れと区別がつきにくいので、産後うつは発見が遅れがちです。産後うつは放置していると数年にわたって症状が続き、その中で母子の関係性が悪化してしまうこともあります。

ご家族の方はお母さんへの精神的なサポートと、家事、育児の負担を軽くして、できる限り休養をとらせることが重要です。不眠やうつ的な症状が強い場合は、医師による適切な治療が必要なこともあります。早めにケアを行えば、長引くことはないようです。

うつ状態の時は、身体はもちろんお母さんの心も最大限に敏感になっている時期とも言えますので、逆に普段見落としていたちょっとした小さな心遣いがきっかけとなって、苦しんでいるお母さんの心を助けてあげることにもつながります。
お母さんの心情を理解してあげて、あせらず、気持ちがゆっくりするような環境をつくってあげることが一番大切です。

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